[xyzzy:08252] Re: 質問: ISO-2022-JP における7ビットカタカナ
- Subject: [xyzzy:08252] Re: 質問: ISO-2022-JP における7ビットカタカナ
- From: fukushi <fukushi@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- X-mailer: Mew version 1.93 on Emacs 19.28 / Mule 2.3 (SUETSUMUHANA)
ふくしです。
おおいわさん、chiyu さん、ありがとうございます。
・ふくしが ISO-2022-JP は ISO-2022 の 4 面を使っていると思っているのは
間違い。ISO-2022-JP は G0 の 1 面のみを切り替えて使う
(RFC 1468 で定義されているのが
> (RFC 1468 より引用)
> > Esc Seq Character Set ISOREG
> >
> > ESC ( B ASCII 6
> > ESC ( J JIS X 0201-1976 ("Roman" set) 14
> > ESC $ @ JIS X 0208-1978 42
> > ESC $ B JIS X 0208-1983 87
の4種類であるのを何かで知っていたので、
この4種類を G0〜G3 に designate しているのかと誤解していたようです)
・7ビットカナの文字コード表は JIS X 201 の右半分で規定されている
・コード表と(ISO-2022 で使われる)終端文字の対応関係は
ISO の登録簿に登録されており、
JIS X 201 の右半分と I の関係もその登録簿に存在する
(chiyu さんの教えてくださったサイトによると
http://www.itscj.ipsj.or.jp/ISO-IR/013.pdf にありますね)
(ところで、このサイト面白いですね〜
ASCII のチルダ〜を上線 ̄で置き換えているのは、
\=>¥と同じで日本流かと思っていたら、
IRV もそうだったんですね、、。誤解していました)
・ただし ISO-2022-JP で(G0 にロードして)使用できる文字セットからは
意図的に省略されている
ということですね。
ということは、
・JIS X 201 の右半分を I と対応付けて ISO の登録簿に登録したのは、
ISO-2022 のフルセットで X201 カタカナ集合を使うためである
という理解でいいですね。
で、
・RFC1468 での ISO-2022-JP の定義から
「意図的に」 X201 カタカナを省いたのは誰で、なぜか
というのも興味をそそられます。
(最初ぼくが誤解していたように、ISO-2022 にロードするコード表は
4つが正しいと思ったから?
同じカタカナという文字種に2種類のコードを当てるのが
不合理と思ったから?)
で、
・ISO-2022-JP に ESC(I を加えて X201 カナを使えるようにした
拡張を規定したのが誰で、どこに記述されているのか
が残る疑問です。自分でも調べますが、ご無理のない範囲で
ご教示願えれば幸いです。
どうもありがとうございました!