[Date Prev] [Date Index] [Date Next]
[Thread Prev] [Thread Index] [Thread Next]

[xyzzy:01178] Re: LISP 入門



逸見さん こんにちは、島田です。

        Thu, 19 Nov 1998 17:23:29 +0900 の
        [xyzzy:01174] Re: LISP 入門
        に関するメールにお答えします。

Masahito> smalltalkは本読んだだけなんで、違うかもしれないけど
Masahito> そんな似てたかなぁ??

インタプリタの中で対話的にプログラミング(プロトタイプ→コーディング→デ
バッグ…)するとか、
環境がダイナミックに変わっていくところとか、
ガベコレ装備なところとか、
定義文に "domument" を入れる慣習とか、
アルゴリズムをデータとして扱う(クロージャ)とか、

あとは文法。 

LISP では ' を使ってシンボルそのものを扱うことができますが、smalltalk で
は # を使って同じことができます。

smalltalk でのベクタは #( arr1 arr2 arr3 ) です。

Lisp の演算がすべてS式に統一されているように、smalltalk ではすべての演
算がメッセージ式に統一されています。

Masahito> あとsmalltalkって演算子の優先順がなかったんでしたっけ?

そうです。3 + 2 * 5 は、13 ではなく 25 です。

オブジェクトの 3 に + 2 というメッセージが送られ、その返り値である
オブジェクトの 5  に、 * 5 というメッセージが送られるので、式全体の
結果としては、25 というオブジェクトが返ります。

あと、キーワードメッセージというのがあって、

object keyword1: param1 keyword2: param2 ....

とたくさんパラメータのあるメッセージを object に送ることができます。

#似てません? (^-^)b

-- 
島田@職場より
cake-smd@xxxxxxxxxxxxx

Index Home