■概要
起動時にリファレンスとか,占いとか,TODOをランダムに表示します。
TKI さんの fortune-yz をもとにつくったものです。
http://www2.ocn.ne.jp/~cheerful/script/xyzzy/play/startword.html
■インストール
1. reference.txt を取得し,etc フォルダにコピーする。
NetInstaller からインストールした場合は,etc フォルダに置かれます。
2. ese-fortune.l を site-lisp にコピーする。
3. 必要に応じ,バイトコンパイルする。(任意)
M-x byte-compile-file
4. .xyzzy か siteinit.l に以下の記述を追加する。
(require "ese-fortune")
5. xyzzy を再起動すると,xyzzy Reference が表示されるようになります。
■使い方
a : 自動更新のトグル
i : 更新間隔(秒)を変更
n : 次ページ
j : 指定 No に移動
q : 終了
. : 終了
■設定例
;;; 起動時からぼうっと見る。(自動更新モード)
(setq *ese-fortune-absent* t)
;;; ぼうっと見られてるときに,ブルブルする。
;;; TKI さんの,shakeWindow を頂き,読み込んでおく。
;;; http://www2.ocn.ne.jp/~cheerful/script/xyzzy/mode/shakeWindow.html
(require "shakeWindow")
;;; バッファタブを非表示する。
(setq *ese-fortune-buffer* " *ese-fortune*")
;;; 関連するキーワードを F1 で info-modoki-mode から引く。
;;; (info-modoki-mode が必要です)
(define-key *ese-fortune-mode-map* '#\F1 'imm-refer-selection)
;;; その他,カスタマイズ用変数を参照して適当に。
■データ形式
ese-fortune 用のデータは,1行を1件として扱います。改行コードはTABで表
現します。サンプルは,以下のとおり。([ TAB ]は,TAB文字をあらわす)
1|格言です。[ TAB ] ── 権兵衛
2|ねむくておきれません。1点
3|夏休みのきまりごと[ TAB ] * 早寝[ TAB ] * 早起き[ TAB ] * 歯磨き!?
■データファイルの設定例
xyzzy Reference 以外のデータを表示させる場合は,データファイルの指定を
行います。データファイルを指定するには,以下の方法があります。
# データファイルは,どこかからテキトーに探します。
1. データファイルを指定する。
(setq *ese-fortune-dat* "tentori.data")
2. データフォルダを指定する
*ese-fortune-dat* にフォルダを指定すると,フォルダに存在するファ
イルすべてをデータファイルとして認識し,ランダムに選択します。
(setq *ese-fortune-dat* "F:/foo/bar/")
3. 複数のファイルを指定する。
使用するデータファイルをランダムに選択します。
*ese-fortune-dat-list* を指定した場合,*ese-fortune-dat* に優先し
ます。
(setq *ese-fortune-dat-list*
'("reference.dat"
"tentori.data"
))
4. etc フォルダ以外のファイルを指定する。
*ese-fortune-dat* にフルパスでファイル指定します。
(setq *ese-fortune-dat* "d:/foo/bar.dat")
複数ファイルを指定する場合。
(setq *ese-fortune-dat-list*
'("d:/foo/bar.dat"
"piyo.txt"
))
■利用可能なデータファイル
[点とり占い]
Taro's Page [Let's Enjoy Tentori Fortune!] から,tentori.lzh を頂き,
お言葉データ(tentori.data) をetc フォルダにコピーします。
http://taro.haun.org/tenjoy.html
点とり占いデータを使う場合は,データファイルの指定が必要です。
(setq *ese-fortune-dat* "tentori.data")
[(BSD産の) fortune 用データ]
以下の手順で,ese-fortune 用のファイルに変換して使用することができます。
1. fortune 用データファイルを準備する
2. F12 キーを押す
3. 変換元ファイル(fortune 用データファイル)を指定する
4. 変換先ファイル(ese-fortune 用データファイル)を指定する
5. データファイルを指定する
(setq *ese-fortune-dat* "hoge.dat")
■ ese-fortune 用のデータ形式でないデータファイルを直接使う
拡張子を".dats"としたファイルを指定すると,以下のような形式のファイ
ルをそのまま使用することができます。
[hoge.dats]
1|B&D で,トイレットペーパーを買う。
2|
3| 色はピンク。
4|
5|%
6|マキロンをトイレにおいておく。
7|
8|%
9|ひえさん。不具合です。 0点
TODO リストのように,変更を即反映させたいような場合は,この形式を利
用するとよいでしょう。但し,実行する都度データ変換を行うため,処理は
重くなります。
■更新履歴
[Version 1.09] 2007-12-31 (月)
・ライセンス条項(MITライセンス)を記載。
・reference.txt から reference.dat を必要に応じ自動作成するようにした。
→ 初回実行時と,更新時。
・改行認識文字列既定値(*ese-fortune-br*)をタブ文字に変更した。
・xyzzy Part7 657 さんの提案を取り込み,複数のデータファイルをランダム
に表示できるようにした(今頃)。m(__)m
・ese-fortune 用のデータファイルでなくても,実行時に変換して見ることも
できるようにした。
・データフォルダを指定できるようにした。
・info-modoki-mode で引きやすいように,シンタックスを定義した。
・ese-fortune 用バッファを,表示するようにした。
・再実行時に,バッファを作成しなおさないようにした。
・ぼうっと見れるようにした。(ふかえさんのアイディア)
・TKI さんの shakeWindow を読み込んでおくと,ぼうっと見てるときに
ブルブルするようにした。
[Version 1.08.3] 2003/07/06 (日)
・本体は site-lisp に,reference.dat は etc に置くようにした。
・dat ファイルは,同梱しないようにした。
・あまり使わなさそうなキーバインドを削除した。
[Version 1.08.2] 2003/05/05 (月)
・reference.dat を reference.xml から直接作成するようにした。また、
表示してもあまりうれしくなさげな「目的別索引」とか「関数一覧」
はデータに含めないようにした。これにより、ref2fortune は削除した。
・reference.dat を reference.xml 2003.04.30 版からつくったものに
した。
・refernce.dat のみを同梱するようにした。
[Version 1.08.1] 2003/04/19 (土)
・mixed.dat を同梱しないようにした。かわりに作成方法を追加してお
いた。m(__)m
[Version 1.08] 2003/04/06 (日)
・.xyzzy に (ese-fortune) とか書かなくてもいいようにした。
・xyzzy 起動時の ese-fortune 実行時点で、*scratch*, ミニバッファ
以外のバッファが存在する場合は、起動しないようにした(つもり)。
・同梱の reference.dat を reference.xml 2003.03.30 版からつくった
ものにした。
[Version 1.07] 2003/02/18 (火)
・user パッケージに移した。(だけ。)
[Version 1.06] 2002/12/06 (金)
・データファイル末尾の空白行まで選択してしまっていたのを修正した。
・*ese-fortune-title* を追加した。
・export するものをいくつか追加した。
・設定例とかを見直した。
[Version 1.05] 2002/11/29 (金)
・xyzzy を SendTo とかから、ファイル名を指定して起動した場合、
ese-fortune を実行しないようにしていたつもりが、そうなって
なかったのを修正したつもり。
・その他、いらなさそうなところを少し削った。
・でも、かぜをひいているので、鼻水がついているかもしれない。1点
[Version 1.04] 2002/11/26 (火)
・*ese-fortune-br* で改行認識文字列を指定できるようにした。
・mixed.dat をつくっておいた。
[Version 1.03] 2002/11/25(月)
・ref2fortune を修正した。→ *.dat をすべて作成しなおした。
・もとの reference に \n 記述されている場合に、改行されてしまっていたところ。
・「■目的別索引」とかが、まとまってしまっていたところ。
・指定行に jump をつくった。(どちらかというと私の確認用)
[Version 1.02] 2002/11/24(日)
・ref2fortune を修正した。
・行頭のホワイトスペースが削除されていたところ。
・同梱の reference.dat を reference.xml 2002.11.23版 から作り直した。
・ひとつのディレクトリにまとめた。
・その他細かい修正。
[Version 1.01.1] 2002/11/22(金)
・そっと差し替え。
[Version 1.01] 2002/11/22(金)
・random 関数に、二つ目の引数を与えた。佐野匡俊さんに感謝。
[Version 1.00] 2002/11/21(木)
・とりあえず公開。
■ライセンス
ese-fortune.l はMITライセンスに基づいて利用可能です。
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