■概要
・ウィンドウを分割しないで，カレントウィンドウにリストを表示
・他ウィンドウを開いてバッファを閲覧
・マーク行等に色付け
・複数バッファにまとめてマークをつける/はずす
・ファイルのないバッファ保存時に「名前を付けて保存」ダイアログを表示
・終了時にマークを実行
・diff の実行
・複数ファイル一括バイトコンパイル
・複数ファイル一括印刷
・実行(shell-execute)
・マウスダブルクリック対応
・buffer-menu 起動時に，アクティブだったバッファの行に移動
・既定のフレームに移動して起動（要 bufmenu.l）
■インストール
1. buf-menu-plus.l を site-lisp にコピーする。
2. 必要に応じ，バイトコンパイルする。
M-x byte-compile-file
3. .xyzzy か siteinit.l に以下の記述を追加する。
(require "buf-menu-plus")
4. xyzzy を再起動し，設定を反映させる。
siteinit.l に記述した場合は再ダンプもする。
■起動方法
・C-x C-b で拡張版(？)buffer-menuを起動します。
・C-u と入力してから上記コマンドを実行すると，ファイルに関連付けられた
バッファのみを表示します。M-x buffer-menu-plus-visit でもよいです。
■キーバインド
RET : カーソル行のバッファを開く
TAB : カーソル行のバッファを他のウィンドウで閲覧
M-n : 次行のバッファを他のウィンドウで閲覧（or M-Down）
M-p : 前行のバッファを他のウィンドウで閲覧（or M-Up）
0 : カーソル行のバッファをカレントウィンドウで開く
1 : カーソル行のバッファを開く＆他のウィンドウを閉じる
b : バイトコンパイルマーク "B" をつける
p : 印刷マーク "P" を付ける
D : 全てのバッファに削除マーク "D" をつける
S : 未保存バッファに保存マーク "S" をつける
U : 全てのマークを消す
x : マークを実行
t : diff マーク "O" または "N" をトグル
M-f : diff を実行
M-s : カーソル行のファイルを実行
q : buffer-menu を終了
その他は，標準の buffer-menu (list-buffers) と同じ。（たぶん）
f : カーソル行のバッファを開く
s : 保存マーク "S" を付ける
d : 削除マーク "D" を付ける
k : 削除マーク "D" を付ける
o : カーソル行のバッファを他のウィンドウで開く
C-d : 削除マーク "D" を付けて前の行に移動
C-k : 削除マーク "D" を付ける
SPC : 次の行に移動
~ : 変更マークを消す
u : マークを消す
■diff
diff の実行には，diff.exe が必要となります。どこかから手に入れてください。
buffer-menu で比較したいバッファにカーソルを合わせ，t を押します。このキ
ーによりマークがトグルしますが，`O' が old file，`N' が new file となり
ます。マークを付けたら，M-f を入力し，diff を実行します。
diff 実行後には，対象バッファに対し revert-buffer を実行し，diff の結果
をバッファに反映させます。
■カスタマイズ
buffer-menu から navigate を実行するにはこんな感じで。一覧から選択できる
のでちょっと便利かも。
;;; browser で開く (M-b)
(defun buf-menu-plus-navigate ()
(interactive)
(save-excursion
(bx:navigate (get-buffer-file-name (ed::buffer-menu-buffname)))))
(define-key ed::*buffer-menu-mode-map* #\M-b 'buf-menu-plus-navigate)
■更新履歴
[Version 1.02] 2007-12-31 (月)
・MITライセンスにした。
[Version 1.01] 2005-02-03 (Thu)
・公開用にいくらか整理。
[Version 1.00] 2003-10-05 (Sun)
・初版作成。
■ライセンス
buf-menu-plus.l はMITライセンスに基づいて利用可能です。
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